FAソト争奪戦でレッドソックスがレジェンドOB“緊急招集”か 「これは優位だ!」と地元報道
ヤンキースFAのフアン・ソト外野手(26)争奪戦がヤンキースとメッツの「NY対決」の様相となる中、同じく獲得を目指すブルージェイズ、ドジャース、レイズ、ジャイアンツ、レッドソックスは軌道修正を迫られるかもしれない。 【写真】Rソックスのレジェンド選手3人 ソトをめぐっては13年~14年の総額6億ドル(約930億円)以上の大型契約になるとみられ、今後はさらに上がる可能性もある。NYの2球団は沽券にかけて勝負するにしても他球団の立ち位置は微妙。FA外野手ならテオスカー・ヘルナンデスもソトに次いで人気が高く、いずれもソトの〝外れ1位〟の評価だけに、マネーゲームになれば早めの方向転換も考えられる。 そんな中、レッドソックスはなぜかソト獲得に〝追い風〟だという。ドミニカ共和国出身のソトは少年時代にレッドソックスの大ファンで、デビッド・オルティス、ペドロ・マルティネス、マニー・ラミレスといった地元出身のヒーローに夢中だった。2021年にインタビューで発言したことが今になって取りざたされ「これはレッドソックス優位に違いない」というわけだ。 地元メディアの「ボストンインジェクション」は「ファンの多くはレッドソックスがソトに競争力あるオファーを出すとは予想していない。しかし、意外な優位性があるかもしれない。2021年に子供のころのお気に入りチームと語っている」と伝え、さらに「交渉のテーブルにソトのお気に入りの選手を何人かつかせれば、ありえない勝利を収められるかもしれない」とも…。入団ならディバース、ベロの投打の中心選手と〝ドミニカントリオ〟も結成できる。少年時代のあこがれに訴えかけ、振り向かせることができるか。
東スポWEB