広瀬すず サスペンスドラマ初主演で松山ケンイチとバディ「演じるゾクゾク感楽しみたい」
女優・広瀬すず(26)が、2025年1月期のTBS系ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(金曜、後10・00)で本格的サスペンスドラマに初主演を果たすことが3日、分かった。同局系ドラマの主演は「夕暮れに、手をつなぐ」以来、約2年ぶり2度目。弁護士役の俳優・松山ケンイチ(39)とバディを組み、とある殺人事件の真相に迫る。 浅見理都氏の漫画が原作で、広瀬は元警察官の父親を突然殺されてしまう大学生・山下心麦を演じる。犯人として早々に逮捕された人物は、父が22年前に一家惨殺事件の犯人として逮捕した人物の一人息子だったが、父が残した手紙には「以下に挙げる人物が逮捕・起訴されたとしたら、その人は冤罪です」と記され、その人物の名も書かれていたことから物語は展開していく。 タイトルはインド哲学の一節で「たとえ誰も見ていなかったとしても、犯した罪から逃げることはできない」という意味を持ち、物語に通底する重要な言葉だという。 広瀬は「タイトルの言葉の意味の奥底を突きながら、演じるゾクゾク感を楽しみたい」と気合十分。登場人物は男性キャストが多く「その中にポツンと大学生の女の子がいるという、それも凄く面白い絵図で、強く、逞しく心麦ちゃんとして生きようと思います」と意気込んだ。 9月に最終話を迎えたNHK連続テレビ小説「虎に翼」での堅物な最高裁判所長官役が記憶に新しい松山は、今作では「手紙」に名前が載っていたことから心麦とバディを組む弁護士・松風義輝役に挑む。広瀬とは本格的な共演は初で「一緒にどういうふうに会話のキャッチボールを変化させていけるのかすごく楽しみ」と期待を込めた。