【解説】自覚ない「隠れ冷え性」に警鐘 「閉塞性動脈硬化症」など大きな病気や“壊死”の可能性も 専門家が教える6つのチェックリスト
「室温は25度を保つ」“隠れ冷え性”の対策は
遠藤キャスター: 今回取材に協力してくださった方は、初期の段階でこの冷え性に気づけたので、大きな病気になる前に気づけたことがよかったということです。 青井実キャスター: 自分では、なかなか気づいてなかったということですね。 遠藤キャスター: では、どうすれば自覚症状のない「隠れ冷え性」に気づくことができるのか。いくしま医院・幾嶋泰郎院長によると、簡単に分かるチェックリストがあるということです。 「朝起きるのがつらい」、「起床時の体温が35度~36度台前半」、「脈が60前後」、「鼻水やせきが早朝や深夜に集中」、「怒りっぽい」、「抜け毛が多くなる」という6つの項目のうち、1つでも当てはまるものがあれば、「隠れ冷え性」の可能性があるということです。 青井キャスター: 当てはまる人は多いですよね。 遠藤キャスター: もし自分が冷えていると分かったら、VTRにもあったような深刻な病気の可能性もあるので、医師に伝えることも重要です。 また、朝起きられない小中学生の原因が、「冷え」だったということもあるそうです。 では、どうやったら症状を改善できるのか。 幾嶋医師によると、「部屋の温度を25度くらいに保つ」ことや簡単にできる「グーパー運動」が有効です。目が覚めたら横になったまま約3分、両手を“グーパー”動かすと血行が良くなり、冷え性の改善につながるそうです。 遠藤キャスター: さらに体を直接温めるグッズも有効だそうです。生活用品などを扱うハンズで売れている最新の温活グッズが、「RelaxQ・ほっとイヤリング」です。 宮司愛海キャスター: 裏にテープがついていて、耳に着けることができるのですが、ずっと着けているとポカポカしてきます。 遠藤キャスター: 耳を温めることで自律神経が整うといいます。また、「両手で使えるシェアカイロ モバイルバッテリー機能付」は充電式カイロなんですが、モバイルバッテリーとしても使えるんです。 木村拓也キャスター: 2つに割れて手鏡にもなっています。カイロの一番温かいくらいの温度です。 遠藤キャスター: 「隠れ冷え性」には、大きな病気が隠れている可能性もありますので、ぜひ自覚していただきたいと思います。 (「イット!」 11月20日放送)
イット!