【競輪】脇本雄太「かなり疲労はたまっているが、気持ちは上向いている」…岸和田G1きょう16日決勝
令和6年能登半島地震復興支援競輪/大阪・関西万博協賛「第75回高松宮記念杯競輪」 東西の準決勝を勝ち抜いた9選手により、優勝賞金4790万円(副賞含む)と「KEIRINグランプリ2024」(12月30日・静岡競輪場)の出場権をかけた決勝が16日、第12Rで争われる。準決勝を1着で突破した古性優作が、脇本雄太を目標に大会3連覇を狙うが、郡司浩平―北井佑季―和田真久留の神奈川3車が力で抵抗する。新山響平―桑原大志の即席ラインや、単騎でスキを狙う小林泰正も侮れない存在だ。 脇本雄太(35)=福井・94期=は15日の近畿が2分した「西準決勝」10R、打鐘で犬伏湧を叩いてパワー先行。犬伏の巻き返しを全く寄せ付けず、後位の南修を連れて押し切った。これで「一次予選2」から3連勝。腰痛で4月の西武園記念を途中欠場し、直前の高知「全プロ記念」まで1か月休んでいた不安は完全に吹き飛んだ。「年齢のせいなのか、かなり疲労はたまっているが、気持ちは上向いている。去年も近畿ラインで決められているので(優勝は古性優)、また先頭で頑張りたい」。もちろん自身、22年8月の西武園「オールスター」以来のG1制覇も射程圏内だ。
報知新聞社