投資をしたいけれど失敗しそう。やめたくなったらすぐ解約できますか?
資産を築く方法の一つとなる、「投資」に注目が集まりつつあります。NISAの改定やインターネットで、さまざまな情報が得られる時代となったこともその理由でしょう。とはいえ、一般的に投資は元本が保証されていないため、常にリスクがつきまといます。投資をしたい気持ちはあっても、お金を失う恐怖もあり「なかなか手が出せない」という人も少なくありません。 本記事では、投資商品の解約はやめたいときにすぐにできるのかについて解説します。
投資商品の解約はいつでも可能?
初心者にとって比較的手の出しやすい投資信託ですが、解約の申し込みは基本的にいつでも可能です。ただし、実際に払い戻されるタイミングは投資商品によって変わります。一般的な投資信託は、申し込みから4営業日以降に払い戻されるのが原則となっています(国内よりも海外投資信託のほうが解約までの日にちはかかる傾向にあります)。 また、毎日決算されている日々決算型の投資信託は、解約の申し込みの翌営業日には払い戻されるのが一般的です。 注意したいのは、クローズド期間が設けられている投資信託を購入した場合です。クローズド期間とは、解約が不可能な期間を指します。この期間内は、投資信託を購入した人が亡くなった場合や破産した場合などを除き解約はできないため、購入の際には事前に確認しておかなければいけません。 ・やめたくなったら解約できるので安心 投資初心者の場合は、まず分散投資によってリスクが比較的低い投資信託を選択することが多いのではないでしょうか。投資信託は、基本的に曜日や時間帯に関係なく解約の申し込みができ、週や月などの期間を要することなく払い戻しがされるため安心です。投資に興味がある人は、失敗しそうといった気持ちをリスク管理へと利用し、堅実な運用を目指してみるとよいでしょう。 ただし、投資信託の場合、解約の申し込み時点での基準価額で払い戻されるわけではなく、換金を申し込んでから実際に口座にお金が振り込まれるまで4~5日程度かかります。急にお金が必要になったときに、間に合わないケースもありますので注意してください。