近畿 冬の足音を感じた19日朝 昼間も師走並みの寒さ 夜も冷え込み注意
冷たい空気に包まれ、今日19日の朝は近畿地方でも多くの所で初冬の寒さとなっています。日中も気温は10℃を少し超える程度で、12月上旬から中旬並みで師走並みの寒さになる所が多い見込みです。今夜も冷え込みが強まるでしょう。風も強めに吹いていますので、風を通しにくい服装でお出かけください。
19日朝にかけて今季一番の冷え込みになった所も
今朝は各地で冷え込み、暖房に手が伸びるくらいの朝の気温となりました。京阪神でも気温は一桁となりました。午前6時現在、大阪は最低気温が7.5℃と、今季これまでで最も気温が下がり、兎和野高原も今季一番の冷え込みとなっています。なお、高野山の最低気温は0.8℃(今季2番目の低さ)。 そのほかでも、内陸部や標高の高い所を中心に霜が降りる冷え込みとなっています。
今日19日(火)日中は気温が上がりにくい 夜になると再び冷え込む
今日19日(火)の近畿地方は、寒気の流れ込みが徐々に弱まる見込みです。雲は次第に少なくなり、北部の冷たい雨は昼ごろにはやんでくるでしょう。昼間は南部ほど晴れて、日差しが降り注ぐ見込みです。しかし、今朝のスタートの気温が低かったため、日中は気温が上がりにくく、12月上旬から中旬並みの気温になるでしょう。午前中を中心に風が強めに吹きますので、日差しの届く所でもヒンヤリと感じられそうです。そして、夜になると再び気温が下がり、冷え込む見込みです。
明日20日(水)以降は気温が高い日があるものの、23日(土)24日(日)は再び寒く
このあと冷たい空気はいったん北へ退き、明日20日(水)以降は気温は平年並みか平年より高くなる見込みです。22日(金)にかけて、日中は気温が15℃を超える日が多くなるでしょう。ただ、23日(土)勤労感謝の日から24日(日)にかけては、再び寒気が流れ込むため、寒さが戻ってくる見込みです。暖かい日と寒い日を行ったり来たりしながら季節は前へ進みそうです。この先は気温の変化が大きくなりますので、服装選びや体調管理にお気をつけください。
日本気象協会 関西支社 田中 真弓