原付二種の勢いは止まらない! 「Webike人気原付二種バイクランキング(51-125cc)」
2位 CT125/ハンターカブ ホンダ
2位は、バイクオブザイヤー2023の原付部門1位を獲得したハンターカブ。2020年頃から始まるキャンプブームの追い風もあり、超人気モデルとして原付二種にとどまらない人気を誇るCT125ハンターカブ。キャンプブームの追い風も受け、幅広い層に人気を博す。発売後しばらくは入手困難なほどの大人気車種で、未だその人気は衰えない。 なんといってもその魅力は、小排気量でありながら所有感も満足させる質感の高さ。そもそもCT110自体が非常に人気のある名車ということもあり、セカンドバイクとしても人気。これまで実用性が非常に重要な要素であった原付二種の中でも、積載性や走破性の高さなど、積極的に遊ぶギアとしての魅力を生み出したのも特長。デビューモデルであるJA55からJA65と正常進化を遂げ、さらにその魅力は盤石。他にない立ち位置と言うこともあり、この人気はまだまだ続きそう。 オーナーの満足度は、燃費、とりまわし、積載性、ルックスといずれも非常に高い水準。逆に走りとメンテナンス性は約3.8ポイントと他よりやや低め。走りについてはマフラー交換で高回転が激変するし、中低速については中低速向けハイカム&サブコンの装着で生まれ変わる。メンテナンス性については、初期モデルのJA55では、バッテリーリッドの爪が折れるケースが非常に多かったが、JA65で改善されている。 ハンターカブといえば、パーツの豊富さも魅力の一つ。メジャーパーツメーカーはもちろん、オフロード系パーツメーカーや、海外パーツメーカーなどからも多彩な商品展開をもとに、多彩なカスタムハンターが生まれ続けている。 満足度ランキングでは、モンキー、クロスカブに次ぐ3位。
1位 PCX125 ホンダ
125バイクブームの火付け役といえばこれ。バイクオブザイヤーではハンターカブ125に次ぐ2位なるも、webikeバイク選び原付二種総合ランキングでは不動の1位。オーナーの満足度の高さがうかがえる。 実用性の高さで激戦区だった原付二種スクーターの覇者。スタイル、走り、実用性、快適性、経済性、質感、装備とすべてが高次元でバランスした、125ccスクーターにおける完成形を更新し続けている。通勤などで都心部を走ってるスクーターは大体コレ。圧倒的なシェアを誇るだけに、パーツも豊富。 2021年にモデルチェンジした現行モデルではユーロ5に適合する環境性能を実現しながら動力性能も向上させたeSP+エンジンを搭載。ボア 53.5×ストローク55.5と、従来モデルよりもショートストローク化。前後ディスク化とともにフロントブレーキにABSを採用し、セレクタブルトルクコントロールという駆動制御も導入。ラゲッジボックス容量も30リットルに拡大し、充電ソケットをUSB-タイプCにするなど、まさに死角なし。今後も原付二種ランキングにおいて上位を維持するであろう、名車。 オーナー満足度を見ると、高水準でまとまっているものの各ポイントではクロスカブやスーパーカブよりやや控えめ。ただし、装備といった項目があれば恐ろしい数値をたたき出しそうではある。 この記事では基本的に原付二種のランキングを見ているが、なんと排気量・ジャンルなどを問わない全車種の人気総合ランキングでも1位をマーク。文字通りクラスを越えた人気の高さを実証している。