北海道警巡査、信号無視し逃走 ドラレコに「逃げろ」の音声
北海道警札幌方面の警察署に勤務する20代の男性巡査が11月、車を運転中に赤信号を無視したとしてパトカーから停止を求められ、1キロ近く逃走していたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。車には他に巡査3人が乗っており、ドライブレコーダーに「逃げろ、行け」などの音声が残っていたという。 【写真】捜査員が激怒「これが危険運転でなければ、何が危険運転に当たるんだ」 被害者は、両親の目の前で60メートルはね飛ばされた 22年
捜査関係者によると、男性巡査はパトカーの追跡中に住宅街で一時不停止などを繰り返した。4人は当時、勤務時間外だったという。道警は、男性巡査に交通反則切符(青切符)を交付した。 男性巡査は「違反したことを怒られるのが嫌で頭が真っ白になり、逃げた」などと説明しており、道警は巡査らの処分を検討している。 道警監察官室は「個別の案件については回答を差し控える」としている。