【アルテミスS追い切り】ブラウンラチェットはルメールを背にラスト11・8秒 カムニャックは力強い脚さばきを披露
[GⅢアルテミスステークス=2024年10月26日(土曜)2歳牝、東京競馬場・芝1600メートル] <美浦>新馬戦を余力十分に制したブラウンラチェットがルメールを背に南ウッドで古馬3勝クラスと併せ馬。道中馬なりで5馬身追走すると、6ハロン83・8ー11・8秒をマークして併入。余力十分の走りが目を引いた。 手塚調教師は「1回使って良くなっています。ジョッキーは“千六でも大丈夫”と言っていました。いい意味で気が入ってきて行きっぷりなども良くなってくるのでは。相手は強いが、やれる手応えは持っています」。 クローバー賞2着のミリオンローズは戸崎圭騎乗で南ウッドで併せ、脚色優勢で併入(6ハロン83・8ー11・7秒=馬なり)。雰囲気は上々だ。新潟の新馬を鋭い差し脚でモノにしたマピュースは南ウッドで併せ馬。素軽い走りで6ハロン84・9ー11・8秒をマークした。 <栗東>中京新馬圧勝のカムニャックがウッド単走。力強い脚さばきを披露して6ハロン83・2ー11・3秒。友道調教師は「広く直線の長い東京は合っていると思います。休み明け感がありましたが、しっかりとやれてだんだん良くなっています。どんな競馬ができるか楽しみ」。 新潟新馬を勝ったマイエレメントは、福永調教師騎乗で坂路単走。馬なりながら軽快なフットワークで4ハロン53・7ー12・4秒をマークした。福永師は「新馬戦はハミをあてないよう仕上げてきました。今回は角馬場からハミ受けを求めて調整。ここは力試しの一戦ですね」。
東スポ競馬編集部