「ロシアのスパイ」イルカ死ぬ ノルウェー、監視団体発表
【ロンドン共同】ノルウェー沖で2019年に見つかり「ロシアのスパイ」と疑われていたシロイルカが死んでいるのが分かった。ロイター通信などが2日、シロイルカを監視していた市民団体の話として伝えた。団体はノルウェー南部沖で8月31日に死んだのを確認、目立った外傷はなく、死因は不明という。 シロイルカは発見された際、小型カメラ装着用とみられるハーネスが付けられていた。ハーネスにはロシア北西部の都市「サンクトペテルブルク」の文字が英語で記され、軍事用に訓練された可能性があるとみられていた。 ノルウェー国営放送NRKによると、病気の兆候はなかったとしてボートにひかれたとの指摘もある。