横田基地で日米友好祭 オスプレイも一般公開
東京都の横田基地で6日、日米友好祭が開催され、関東地方では初となるアメリカ海兵隊のティルトローター機MV-22B「オスプレイ」が一般公開されました。日米友好祭は9月7日も開催されます。 今回展示されたオスプレイは沖縄県の普天間基地に所属する第265海兵隊中型ティルトローター飛行隊「ドラゴンズ」に所属する機体2機です。同飛行隊はオスプレイを使用してフィリピン台風の救難任務などを遂行した実績があります。 飛来したオスプレイのうち1機は機内公開を行い、コックピットやキャビンの見学のための長蛇の列が絶えませんでした。 横田基地は東京都の福生市や瑞穂町を始めとする5市1町に跨る航空基地です。 基地には在日アメリカ軍の司令部が置かれており、アメリカ軍のアジア戦略の中枢として重要な役割を持つ基地となっています。また、C-130輸送機などを運用する第374空輸航空団が所属しており、アメリカ本土からの輸送ハブとして役割も担っています。 2012年には航空自衛隊の司令部も移転しており、アメリカ軍との共同利用が行われています。 横田基地の日米友好祭は8月末から9月始めの土日2日間で行われることが恒例となっており、在日米軍や航空自衛隊の主要な軍用機が一同に地上展示される他、アメリカンフードを楽しめる屋台の出店やライブパフォーマンス、花火などが行われ、毎回大勢の来場者で賑わいます。2013年はアメリカの軍事費削減のために開催されませんでした。