【ボーイズリーグ】札幌は旭川大雪に敗れ、2勝5敗で春季リーグ終了 田頭広明・新監督「課題を修正していきたい」
ナガセケンコー杯第33回北海道支部春季リーグ戦の第7節は2日、旭川スタルヒン球場などで4試合を行った。札幌ボーイズは旭川大雪に0―7で5回コールド負け。最終節は試合がないため、2勝5敗(順位未確定)で終了した。 前日の札幌豊平戦では11―18と乱打戦を展開した札幌だが、この日は旭川大雪の投手陣に押さえ込まれて打線はわずか1安打と沈黙。三塁も踏めず、ホームベースが遠かった。 通算2勝5敗。5月に就任したばかりの田頭(でんどう)広明監督(56)は「あそこで勝ちきれず、波に乗れなかった」と1点差で惜敗した第3節の旭川道北戦を悔やみ、「もう少しやれると思ったが、なかなか厳しいですね」と苦い表情で初采配のリーグ戦を総括した。 それでも、リーグ戦を通して収穫はあった。「(課題だった)投手陣が踏ん張れた試合もあったし、打線も点を取れるようにはなってきている」。39年にわたる指導にピリオドを打ち、今季途中で勇退した寺西俊一・前監督(74)の「基本を大事にする野球」を踏襲し、「本番はトーナメント戦。ここで出た課題を修正していきたい」と前を向いた。
報知新聞社