リカルド「昔の自分を取り戻したい」F1キャリア終了の噂に反論
ダニエル・リカルド(RB)は、F1での日々が終わりに近づいているとの憶測に早くも終止符を打とうとしている。 1980年のF1ワールドチャンピオンであるオーストラリア人のアラン・ジョーンズは今週、このスポーツは34歳のリカルドの「最良の日々」を経験済みで、2025年までのシートを維持するためには今一度自分自身を証明する必要があると語った。 ■メルボルンから正しいスタートを切りたい リカルドはメルボルン空港で荷物を受け取りながら、『10 News First』の記者に「何か証明するものがあるのか」と質問されると、次のように答えた。 「全然ないよ。じゃあね」。 マクラーレンを追放された後、昨年レッドブル陣営にキャリアを救われたリカルドは、その後振り返って立ち去った。 その前にリカルドは、2024年シーズンは確かに「スロースタート」だったと自己弁護した。 「今年は安定した、スロースタートと言えるかもしれない。でも、まだ2レースしかしていない。願わくば、今からメルボルンで正しいシーズンのスタートを切りたい」。 ■昔の自分を取り戻したい また、地元紙『Age』のインタビューでは、自身の性格がニコニコしているのが第一で、真面目なドライバーは第二だと思われている中、2023年のカムバック以来、新たなアプローチを採っていると語った。 「この感覚をもう一度取り戻し、昔の自分を取り戻したかった」 「今はレースとトレーニングが優先で、ほかのことは二の次なんだ」。