慰霊碑「新潟の塔」 老朽化で改修へ 目標は1000万円 県民募金を活用 《新潟》
TeNYテレビ新潟
沖縄県にある戦没者慰霊碑「新潟の塔」の老朽化が進んでいることから、県は募金により改修することを決めました。 「新潟の塔」は沖縄やフィリピン、ビルマなどで命を落とした県内出身者、約4万2000人の慰霊碑です。 毎年11月には慰霊祭も行っています。 ただ「新潟の塔」は来年で建立から50年が経ち、老朽化により碑文の文字も変色して読みづらくなっています。 県は20日、戦争の歴史を伝え続けていくため、「新潟の塔」の改修とその費用として募金も活用することを決めました。 募金は個人や企業・団体を対象に11月20日から始め、目標は1000万円です。 県は来年の慰霊祭にあわせて改修の完成を目指します。