福岡県八女市長選挙に副市長の松尾一秋氏が出馬意向「これまでの市長の実績を継承、発展させたい」
任期満了に伴う福岡県八女市長選(11月3日告示、同10日投開票)に、同市の松尾一秋副市長(64)が21日、無所属で立候補する意向を表明した。市長選への出馬表明は、元経済産業省職員の簑原悠太朗氏(34)に次いで2人目。
市役所で記者会見した松尾氏は、今期での引退を表明した三田村統之市長(80)から後継指名を受けたことを明らかにし、「これまで三田村市長が築いてきた実績を継承、発展させていきたい。それぞれの個性を生かした地域づくりを進め、ふるさと八女を守り抜きたい」と話した。
また、支所の人員強化や、副市長に女性を起用するなど女性管理職の増員、学校給食や高校生までの医療費の無償化などに取り組む考えを示した。
松尾氏は合併前の旧立花町出身。同町職員から合併で八女市職員となり、健康福祉部長だった2020年に退職。同年12月から副市長を務めている。