救急車呼ばれず生徒は一時入院…中学校のサッカー部で起きた事故 市教委が再発防止策を24年度中に公表へ
名古屋市緑区の滝ノ水中学校で2024年5月、男子生徒が部活動中に頭をケガし体調不良を訴えていたにもかかわらず、顧問が救急車を呼んでいなかった問題で、教育委員会が2025年3月までに再発防止策を公表することになりました。 【動画で見る】救急車呼ばれず生徒は一時入院…中学校のサッカー部で起きた事故 市教委が再発防止策を24年度中に公表へ 市立滝ノ水中学校では24年5月、サッカー部の男子生徒が練習中にけがをして「気分が悪い」などと訴えたのに救急車が呼ばれず、生徒はその後、『急性硬膜外血腫』でおよそ2週間入院しました。 市の教育委員会は、大学教授や医師らで作る事故調査委員会で再発防止策の検討を進めてきて、きょう開かれた第3回目の会合で、意見の最終的な取りまとめが行われました。 休日の部活動など、現場にいる教員の数が限られているときの事故対応のマニュアルを作成すべきといった意見が出たということで、市教委は23年度中に再発防止策をつくり公表する予定です。