山崎賢人がニューヨーク・アジアン映画祭で日本人初受賞! 「海を越えてキングダムが皆さんに愛してもらえたら」
山崎賢人、「The Best from the East Award」を受賞! 喜びの声を届ける
20日12時、リンカーン・センターで行われたレッドカーペットセレモニーに、山崎が参加。多くの海外メディアが集まる中、黒のフォーマルな衣装に身を包んだ山崎が登場するやいなや、フラッシュの嵐。沢山のカメラに「Thank you!」と声をかけながら笑顔を向け、最後にはキングダムポーズを決めてレッドカーペットセレモニーを終えた。 上映前に行われた授賞式では、『キングダム』シリーズを牽引してきた山崎が、「The Best from the East Award」という、日本映画とアジア映画全般における優れた功績を評価する世界の映画とエンターテインメントの展望に多大な貢献をしたアーティストを称える栄誉ある賞を日本人で初めて受賞。 この賞の受賞理由をMCでありNYAFFディレクターであるサミュエル・ジャミエは、「多くの映画やドラマを通じて日本だけでなくアジア全体、そして世界中に数多くのファンを持っていて愛されています。特に『キングダム 大将軍の帰還』は、これまでのシリーズ3作で大ヒットを続け、多くの優れた俳優たちの演技が胸躍る興奮と感動を提供しています。山崎さんは、このシリーズの主役として魅力的な熱演と感動的な演技を披露し、爽快なアクションシーンでも見事なパフォーマンスを見せてくれました」とコメント。ステージ上で「童信、素質がありますよ」と『キングダム』らしく王騎将軍の言葉にのせてトロフィーを渡した。 これを受けて山崎は「Hello everyone. My name is Kento Yamazaki. It's great honor to be here today」(皆さんこんにちは、山崎賢人です。ここに来れてとても光栄です)と、英語で堂々としたスピーチを披露。会場は大いに盛り上がりを見せた。 さらに「今回このような賞をいただけて本当に嬉しく思います。『キングダム』という作品は自分にとってもすごく大切な作品の1つです。20代の7年間をキングダムという作品、信という役と共にもう一つの人生のように生きてきました。1人では、このような賞をいただくこともできなかったと思うので、キングダムを愛していただいている皆さんにこの場を借りて感謝を伝えたいです。ありがとうございます!」と、緊張しながらも観客に向かって丁寧に感謝の言葉を述べた。 そして、「日本の最高のスタッフ・キャスト、みんなで作り上げたからこそ、この賞をいただけたと思うので、チームを代表してこの賞をいただきたいと思います。(トロフィーが)すごく重いです! 今回初めてニューヨークの皆さんに大スクリーンでキングダムを観てもらえること、本当に嬉しく思います。これを機に海を越えてキングダムが皆さんに愛してもらえたら嬉しいです」「Thank you, New York! Enjoy Kingdom!」と、飛信隊の隊長さながらに堂々としたスピーチで会場を大いに沸かせ、トロフィーを高らかに掲げた。 授賞式後は、マスコミ向けのフォトセッション会場へと移動。先ほど受け取ったトロフィーを手に、その重みを感じながらカメラの前に立つ山崎の姿が。1つ1つのカメラに丁寧にポーズを向け、撮影に応じた。 その後に行われた本編上映では、終わった瞬間に観客から割れんばかりの拍手が巻き起こった。感動と熱気に包まれている場内に、主演・信役を務めた山崎と本作のプロデューサーである松橋が登壇すると、会場内のボルテージは最高潮に。そして、司会のキャレン・セバンズ(NYAFFプログラマー)と現地の観客からのQ&Aが実施された。 「世界中で愛される信の魅力は何だと思いますか?」とMCからの質問に山崎は、「まっすぐで嘘がない、気持ちのいい人間だからかなと思います。信からまっすぐな部分や気持ちに影響を受けて自分もそうでありたいと思っていたので、観ていただいた皆さんも信のまっすぐさに心動かされているのかなと思います」と、7年間信を演じてきた山崎ならではの回答をした。 また「王騎将軍の矛と、『ベスト・フロム・ザ・イースト賞』のトロフィーどちらが重いですか?」という観客からの質問には、「王騎将軍の矛の方が重いです!」と笑いながら回答。多くの観客からの質問に応え、朗らかにQ&Aが終了した。 最後に山崎は、「ニューヨークの皆さんが温かく迎えてくれたので、すごく楽しかったです。日本ではなかなか聞かれないような角度の質問も多くて、また違った角度で自分の中でも『キングダム』の魅力を伝えられたかなと思います。ニューヨークの皆さんに観てもらえて凄く嬉しかったです」と話し、初めてのニューヨークの思い出となった本イベントを振り返った。 続けて「『キングダム』は最高に面白いのでニューヨークの皆さんに今日観ていただいて、もっともっと『キングダム』の面白さが広がっていったらいいなと思います」と今後も世界各国で愛されていくことを願いながら、「これだけ心震わされて熱くなれる作品なのでぜひ映画館の大スクリーンで観てほしいし、日本のエンターテインメントの最高峰だと思うので、シンプルに映画館に楽しみにきていただけたらいいなと思います!」と、さらなる大ヒットへ向けてのあふれる想いを語った。 映画『キングダム 大将軍の帰還』は公開中。 ※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記。 山崎賢人のイベント後の感想、山崎と松橋真三プロデューサーのQ&Aのコメントは以下の通り。