キーンの防水ソックスは履き心地も防水性もバッチリ!ってかこれスゴくない!?
この時期、足先が濡れると気持ち悪いだけじゃなく寒さがいっそうこたえます。出先で急な雨や雪が降ると最悪。 【使用感など詳細画像を見る】 かといって長靴だと蒸れが気になって「雨が降りそうだから今日は長靴で」なんてことは考え物。それに重くてかさばるから旅先に持っていく気にもなりません。 そこで思いついたのが防水ソックス。 お気に入りの非防水シューズや、水たまりを通り抜けるとじんわり染みこんでくるオフロードブーツでも快適に過ごせるかも…と20年ほど前よりいろんな防水ソックスやソックスカバーを試してきましたが、ごわついて履き心地が悪い、分厚くていつものスニーカーだとキツいなど、いつしかタンスの肥やし。 ところがついに理想の防水ソックスを見つけました。 2023年秋登場のKEEN「ニューポート ウォータープルーフ ソックス クルー」(実勢価格:4510円)です。 ちょっと締め付け感はありますが、しなやかで普通のソックスと同じ感覚で履ける防水ソックスです。 ポリウレタンメンブレンを表地(ナイロンとエラストジエン、スパンデックス)と裏地(バンブーレーヨン、ポリエステル、スパンデックス)で挟んでいます。 最近まで使っていた防水ソックスはノーブランドだけどネットで評判がよかったもの。伸縮性はありますが履き口はそんなに伸びず脱ぎ履きが大変で、締め付け感だってかなりのもの。 甲あたりを手で伸ばすと中間層がシャカシャカ音がして、動いているうちに中間層が破れてしまうんじゃないかという不安もあります。 ところが、「ニューポート ウォータープルーフ ソックス クルー」はストレッチ性抜群。 多少の締め付け感はありますが、履き口はほどほどに伸びるので脱ぎ履きに困るほどじゃない。厚みも抑えられていていつものスニーカーでも無理なく履けます。 また、どの防水ソックスでも感じることですが、普通のソックスよりもあたたかく、肌寒い季節は最高です。 もちろん防水性は申し分なし。 くるぶしまで水に浸かると確かに冷たいのですが、足を水から出せば冷たさを感じなくなります。 生地を通して水の冷たさが伝わってくるわけで、これはレインウエアと同じこと。 それでも濡れたときの独特のべたつきはなく、履き口がフィットしている限り雨が入る可能性も少ないでしょう。 靴下の内側はサラッとドライ。 内側のメイン素材は吸放湿性が高く、さわやかな感触のバンブーレーヨンです。 2カ月ほどの間、日常でもキャンプでも使っていますがべたつきが気になったことはありません。ただ、暑い時期の長時間歩行など汗をいっぱいかく状況は未体験。蒸れ感の有無、その真価は1年を通して着用しないとわからないかも。