絶体売ってよ! やっぱランクルはオープンだ! トヨタが突如公開したランクル250[ROX]がカッコよすぎ
野山を駆け回るクルマにはやっぱオープンが似合う。というわけでトヨタが発表したのが、大ヒット中のランクル250の「屋根なし」バージョン!おいおいこれカッコよすぎじゃないの!市販するのかな? 【画像ギャラリー】こりゃマネしたい!カスタムのヒントが詰まったROXのド迫力を見よ!(32枚) 文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ自動車
■ランクルに存在したオープン仕様に敬意を表して
オフロード4WDは、いわば自然と人間を近づけるクルマだから、できれば屋根もドアもないほうがいい。実際ジープ・ラングラーやフォード・ブロンコといったクルマは、ルーフやドアを脱着することができる。 我らがランドクルーザーも同様だ。歴代モデルには、開閉式ソフトトップや幌式ドアを備えたワイルド仕様が数多く存在するのだ。 というわけで、「最新モデルのランドクルーザーにもオープンモデルが必要だろ」と言わんばかりに、北米トヨタが、ラスベガスで開かれたSEMAショーに「ROX」と呼ばれるカスタムランクルを出展した。 デザインを手がけたのはカリフォルニアに拠点を置くトヨタのデザイン部門「CALTY(キャルティ)」。ROXという名前は「レクリエーショナル・オープン・エクスペリエンス」を意味するそうだ。
■車高は4インチ、トレッドは8インチ拡大
中身をあれこれ言う前に、まずはその見た目に圧倒される。ラダーフレームに乗っかる上屋部分はルーフを取り去り、ラゲッジルームをピックアップ風に改造、代わりにルーフラックやモールパネル付きスポーツバーを装着して解放感を演出している。 いっぽう下半身はド迫力。拡張したオーバーフェンダーに37/12.5R18という極太のBFグッドリッチを履き、よく見るとドアパネルも足元をえぐったスケルトンドア風に換装されている。 車高は4インチ(約10cm)アップ、トレッドは8インチ(約20センチ)拡大しているが、このあたりにはTRDが技術協力しているそうだ。 インテリアだが、悪天候にも対応できるよう、内装には水に強いマテリアルが使われている。ドアトリムなどはカスタSLSナイロンの3Dプリント部品。シートはヘリテージオレンジレザーだ。