エンドー、井ケ田、半田屋…地元愛をTシャツで 仙台の企業とコラボ、イービーンズに自販機登場
地域情報サイト運営のせんだい堂(仙台市)は、仙台市に拠点を置く企業のロゴや人気商品をデザインしたTシャツの自動販売機を、JR仙台駅西口の商業施設イービーンズ内に設置した。市民に親しまれる企業との「コラボTシャツ」を広めて、地域活性化に一役買う。 【写真】エンドーチェーン(左)とお茶の井ケ田のTシャツデザイン Tシャツは12種類で、1枚2000円。イービーンズを運営するエンドーチェーンは企業ロゴ、お茶の井ケ田は菓子商品、半田屋は人気メニュー「丼飯」などをモチーフにデザインした。仙台藩祖伊達政宗を描いたTシャツもある。 来年2月までは長袖を販売し、3~9月は半袖を扱う。M、L、XLの3サイズを用意する。デザインに協力した企業の商品引換券や缶バッジなどの特典が付くケースもある。 イービーンズとせんだい堂は昨春、宮城県内の企業ロゴやキャラクターをあしらったTシャツを販売する「仙台Tシャツフェスティバル」を開催。好評だったため、自販機を企画した。今後は参加企業を増やすとともに、季節限定デザインの取り扱いも検討する。 せんだい堂の佐々木安久社長(34)は「実店舗に訪れるきっかけをつくり、経済の活性化に貢献したい」と意気込み、イービーンズの丸山理館長代理(39)は「購入者の地域愛が深まり、仙台の活気につながればいい」と期待を寄せた。
河北新報