女子高生が地下鉄線路立ち入り動画投稿 関係者「感電の危険」訴え
線路点検の際も感電防止策をしてから作業
同局によると、線路点検の際は、サードレールの電気を止めて行う。線路上に誤って人が転落した場合は、ホーム上の電車緊急停止ボタンを押して、サードレールの給電を止めて救出する。物が線路上に落ちてサードレール付近にある場合も、電気を止めてから拾うなど、感電防止策をしてから、各種作業を行っている。 サードレールは乗客が乗り降りするホームの反対側にあるため、乗客が接近することはない。同局関係者は「サードレールも走行用レールも電気が通るところなので、触れたり近づいたりするのは大変危険。電車と接触するおそれもあるので、線路には降りないように呼びかける」と話した。 今回の生徒らの行動について、同駅を利用する男性は「していいことと、悪いことの区別がつかなかったのか」と、困惑した様子で話していた。 (斉藤理/MOTIVA)