メッツ藤浪晋太郎、60日間のILに移行 右肩の張りで離脱中 今季メジャー登板なし
メッツは5日(日本時間6日)、右肩の張りで15日間の負傷者リスト(IL)入りしていた藤浪晋太郎投手(30)を60日間のILに移行させたと発表した。 傘下3Aシラキュースからベテランのジョー・ハドソン捕手(33)を昇格させるためメジャー40人枠を空けることが必要となったからで、60日間ILに入った場合は選手が一時的に40人枠を抜けることになるため藤浪がこれに移行し枠を空けたかたちとなる。 今年2月にメッツと1年335万ドル(約5億1900万円)で契約した藤浪は、開幕からマイナーに降格し、今季は傘下3Aシラキュースでプレー。3A所属中にマイナーのILに入っており、数日後の5月13日にメジャーに昇格すると同時に15日間のILに入っていた。マイナーからメジャーに移してIL入りさせたのは、メジャーの40人枠を空けることが必要になった場合に備えたものと当初から地元メディアに指摘されていた。 藤浪の復帰のめどについては、今月1日の時点でMLB公式サイトのアンソニー・ディコモ記者が「球団は6~8週間と見込んでいる」と伝えていた。60日間のILは最初のIL入りの時期にさかのぼって適用されるため、藤浪は7月中旬から復帰が可能となる見込み。 藤浪は今季、3Aで9試合に登板し0勝0敗、1ホールド、防御率14・09だった。