侍ジャパンがまさか…4点リード守れず追いつかれる キューバ打線の猛反撃食らい、清水が痛恨の一塁悪送球
「ラグザス presents WBSCプレミア12・1次リーグB組、日本代表-キューバ代表」(17日、天母スタジアム) 【写真】まさかの連続タイムリー 1点差に迫られ思わず目をつぶる横山 侍ジャパンが七回、試合を振り出しに戻された。4番手の清水が痛恨の悪送球で2者が生還。痛いミスとなった。 暗雲が漂ったのはリードを4点に広げて迎えた六回だ。早川が先頭のサントスを四球で歩かせると、続くドレイクに左中間を破られる適時二塁打を浴びた。なおも1死二塁からデスパイネに四球を与えたところで、ベンチは2番手に横山を送り込んだ。 右腕はA・マルティネスを打ち取ったものの、ここからアルエバルエナ、代打・モンカダに連続タイムリーを浴びて1点差に迫られた。 なおも2死一、二塁でベンチは横山を続投させた。だが制球が定まらずカウント2ボールとなったところで捕手の佐藤がマウンドへ向かった。間を取ったが、立ち直ることができずストレートの四球で満塁と傷口を広げてしまった。 ここで井端監督は横山の交代を決断。3番手に左腕の鈴木を送った。ウォルターズには力強いストレートで追い込み、最後はストレートで空振り三振に仕留めた。 ガッツポーズを見せた鈴木は16日・台湾戦でも3点リードの六回2死一、二塁で登板して遊ゴロに打ち取り、火消しに成功。今季防御率0点台の頼もしい左腕がまたもや大仕事を果たした。 打線は直後のイニングでソフトバンクのモイネロを攻め立て、満塁から同僚の栗原が押し出し四球を選び、再びリードを2点に広げた。しかし直後の七回、鈴木が無死一、二塁のピンチを招き、1死後、代わった清水がデスパイネの投ゴロを一塁へ悪送球。試合を振り出しに戻された。