バレー男子日本 今日8日夜、五輪切符狙うスロベニアと対戦…昨年五輪予選は日本が3―0勝利、ネーションズL福岡大会
◆バレーボール ネーションズリーグ男子福岡大会 第5日(8日・西日本総合展示場) 世界ランク4位の日本は、同5位のスロベニアと対戦する。スロベニアはブラジルをフルセットで破るなど6戦全勝で優勝争いを展開している。 旧ユーゴスラビアから91年に独立したスロベニアは、22年世界選手権で4位に食い込むなど着々と力をつけてきている。200センチのオポジットのトンチュク・シュテルンは破壊力があるスパイクを放つ。ティネ・ウルナウト、クレメン・チェブリのアウトサイドの両ベテランも巧みにアタックをコントロールする。ヤン・コザメルニク、アレン・パイェンクらのミドル陣も高さがある。 昨年のパリ五輪予選では、出場権を争い日本がストレート勝ちしたものの、競り合いが展開された。スロベニアはまだ五輪出場権を獲得していないだけに、必死で向かってくるだろう。日本も五輪シード権を考えると、ランキング争いしている相手には負けられない。前日のポーランド戦には出場しなかった石川祐希(ペルージャ)、高橋藍(サントリー)も先発で出場予定。白熱した試合となりそうだ。
報知新聞社