念願の日比谷野音公演に挑む囲碁将棋「目標はTHE SECOND優勝と野音満員」
◇結成20周年ツアーは人が来ることを想定してない ――結成16年以上の漫才師だけが参加できる『THE SECOND~漫才トーナメント~』で昨年好成績を残しましたが、出場してみていかがでしたか? 文田 M-1に出ていたときは“決勝に行けたらいいな”ぐらいの感覚でした。でも、昨年の『THE SECOND』に関しては、決勝に行くのが当然だし、優勝もあるかなっていう挑み方をしていました。というのも、周りを見ても、結成16年以上で新ネタを作り続けているコンビは自分たち以外、あまりいないと思ったんです。 さらに、僕らはM-1やTHE MANZAIに少し前まで出ていたので、賞レースの感覚がまだあるので、より有利だと思っていました。ただ、今年は『THE SECOND』に向けてきっちり仕上げてくるコンビがいると思うので、去年優勝したかったかな……というのが率直な感想です(笑)。 根建 本当に出て良かったとしか思えないですね。でも、緊張せずにいけるかなと思ったら、しっかり緊張しました(笑)。ほかの皆さんも、楽屋ではワイワイしていたのに、舞台の袖に行ったらめちゃくちゃドキドキした顔をしていて。2丁拳銃の(川谷)修士さんなんか、今まで見たことないような顔をされてて。コンビ歴が長いと参加できる賞レースがどんどんなくなってくるので、『THE SECOND』のようなイベントがあるのは本当にありがたいです。 ――最後に、今後の目標を教えてください。 文田 『THE SECOND』の優勝はもちろんですが、やはり日比谷野音にたくさんのお客さんを集めたいですね! これまでのライブとは比べ物にならないキャパなので。今回の野音は、3000人分近くのチケットが用意されています。さっきも言いましたが、配信をする予定もないので、ぜひ見に来てほしいです。 結成20周年ツアーとしては、野音のライブ以降もいくつか回る予定があります。でも、ほかのステージは絶景メインでチョイスしているので、人が来ることを想定していません(笑)。東京から新幹線で行って、そこからさらに数時間みたいな感じです。 根建 来れるなら来てみろって感じの、ほぼ挑発的な場所(笑)。そこで漫才やるってのがまたいいので、観光も兼ねて自分たちが楽しもうと思います。 (取材:川上 良樹)
NewsCrunch編集部