「この出来で4,990円はすごい」想像を大きく上回る“ユニクロのバックパック”の超コスパに驚くばかり!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』
立体的なバックパネルにチェストストラップまで、細部も妥協なし!
まずは全般的な性能から。 サイズはW29.5×H45×D15.8cmと、A4サイズのファイルが余裕で入る標準的な大きさです。スペースを無駄なく使えるスクエアフォルムで、オンシーンでも重宝します。マチ幅15.8㎝というのもそこそこあって、日常で使うのに申し分ない容量を確保しています。 生地はポリエステル素材。撥水加工が施されているので、小雨程度なら気にせずに使えます。マットな質感も現代的で、シンプルを基本とする今どきな装いにもマッチします。 個人的にはこのグレーカラーも好印象。トレンド感があってスニーカーなどとの色合わせも楽しめそうですし、スーツにもうまく馴染みそうです。 正面や側面にブランドネームやロゴマークを載せず、ミニマムを極めたところもいいんです。 背面にはメッシュパッドを配置。背中や腰をサポートしつつ、凹状になった中央部で通気を促す仕組みで、快適性を高めています。 ショルダーハーネスにも、同様に柔らかなメッシュパッドを採用。さらには無段階で高さを変えられるチェストストラップも備わり、肩からズリ落ちてしまう事態を防げます。このあたりの仕様を見ても、妥協しない姿勢を感じるんですよね。
収納機能が充実! 使い勝手にもこだわっている!
次は収納機能。「ファンクショナルバックパック」のわかりやすい特徴は、フロントに上下2段、両サイドにそれぞれ1つずつの、合計4つの外ポケットを装備していることにあります。 フロント上部のポケットは、内部に2か所の仕切りポケットを配置。スマホやワイヤレスイヤホンなど、頻繁に取り出したい小物の収納に便利です。 また個人的なヒットが、キーリングもついているところ。しかも先端部分がワンタッチで着脱できるので、取り付けた自宅の鍵を使うのにバッグごと鍵穴に近づける必要がありません。 フロント下部のポケットにも、内側に仕切りポケットを2か所配置。名刺ケースや文庫本を入れておくのによさそうです。 使っていて感心したのが、上下どちらのフロントポケットにも、ファスナーの両端にプルタブが取り付けられていることです。ファスナーを引く際、開けようとする方向と反対側のプルタブを指でつまむことでスムーズに開閉できるんです。もちろんプルタブなしでもファスナーを開閉できますが、おそらくバッグのどこかをつまむことにはなるので、ちょっと扱いづらいんですよね……。 また、ファスナーには適度な柔軟性を持つ樹脂製のプルを採用。ほどよい長さで扱いやすいし、片側には滑り止めのためのスリットも刻まれていて、ユニクロの気遣いを感じます。 両サイドのポケットはオープンタイプで、ドリンクボトルや折りたたみ傘など、長さのある小物を差し込んでおくのに最適。ちなみに底鋲はないものの底面はフラットなので、自立性が高いのもポイントです。 メイン収納はダブルファスナー仕様で、大きく開閉できるつくり。クッション性のあるPCスペースも設けられているので、ビジネスシーンでも活用できます。