これは商品化の布石!? 自衛隊の訓練用「20式5.56mm小銃 ラバーガン」出展に注目集まる
「東京マルイフェスティバル 2024」で来場者の注目を集めていたのが「20式5.56mm小銃 ラバーガン」である。こちらはあくまで商品でなく、自衛隊の訓練用に東京マルイが製作したものだという。 【画像】銃口は蓋がされており、訓練用であることがわかる 「20式5.56mm小銃(にいまるしき5.56ミリしょうじゅう)」は2020年に陸上自衛隊が制式化した自動小銃。日本の銃器メーカー・豊和工業が89式5.56mm小銃の後継として開発していた「HOWA 5.56」を制式化したものだ。 「20式5.56mm小銃」は耐久性を重視した設計で、調整可能な銃床、追加装備を取り付けられるレールの採用、左右どちらからも操作可能のアンビ構造など、昨今のライフルの需要を満たした構造となっている。自衛隊が採用を発表したときから「東京マルイで商品化を!」とファンから強く望まれている銃である。 今回出展されたラバーガンはその名の通り「スチレンプタジエンゴム」というゴム樹脂で作られた訓練用のものだ。銃口は蓋がされており、訓練用の銃であることが外見でも一目でわかる。一方で、スコープや、スリングなどが装備されており、実銃さながらのリアルな外観になっている。この銃は実銃同様の様々な装備が実際に搭載可能なようだ。 現在、東京マルイでは「20式5.56mm小銃」の商品化は発表されていない。しかしこれだけリアルなラバーガンを製作できる技術とデータがあるならエアガンも……。と期待せざるを得ない。会場でスタッフに話を聞いたが「この展示に関しては何も話せません」とのことで、今後の続報に期待がかかる。自衛隊装備は人気が高く、是非商品化して欲しい。 (C)2021 TOKYO MARUI Co., Ltd All rights reserved.
HOBBY Watch,勝田哲也