【NFL】シュナイダーがシーホークスGMに就任してから初めてコーチングスタッフおよび人事を統括へ
先週、ピート・キャロルが14シーズン務めたヘッドコーチ(HC)の座から退いたことで、キャロルと同じく2010年にシアトル・シーホークスでのキャリアを開始したジェネラルマネジャー(GM)ジョン・シュナイダーに権限が移っている。シュナイダーGMは現地16日(火)に臨んだ記者会見で、キャリアで初めてチームのコーチングスタッフとフットボール人事全般の権限を持つことになったと正式に発表した。
以前、それはキャロルが担当していたことだ。2人は14年中10年でチームをポストシーズン進出に導き、2度のスーパーボウル出場と2013年シーズンにおけるスーパーボウル制覇を成し遂げるなど、その動態で秀でていた。
キャロルがアドバイザーになったことを受けて、シュナイダーGMは2023年シーズンに惜しくもプレーオフ進出を逃したシーホークスを再びそこに導くべく、新たなヘッドコーチを探そうとしている。
シーホークスは現在、ヘッドコーチ候補として7人のコーディネーターに面接を申し入れている状態だ。キャロルの後継者がコントロールできる範囲はキャロルよりもはるかに狭くなるとはいえ、それが非常に魅力的な仕事であることに変わりはないと確信しているシュナイダーは、次のように述べている。
「うちは変わり目を迎えている、若く才能のあるチームだと思っている。自分たちの能力に自信を持っている選手がたくさんいると思う。全員が今回のことをとても残念がっている。みんなから聞いたかもしれないし、私はシーズン終了時のインタビューを受けて知っているのだが、全員が失望していた。それは素晴らしい核だと思う。繰り返しになるが、だからこそ私たちの仕事は非常に魅力的だと思う。才能のある若い選手があちこちにいる。うちはリーグで4番目か、それくらい若いチームだと思う」
シーホークスはプレーオフ進出という目標には到達できなかったが、キャロルとシュナイダーGMが構成してきたロースターは可能性に満ちており、若手ぞろいでありながらNFLで成功するのに必要な回復力をすでに見せている。