好調維持の阪神・才木 球団10人目の9連勝なるか？ 25日の中日戦で先発
両リーグトップの8勝をマークしている阪神の才木は今季初勝利を挙げた4月14日の中日戦から8連勝と好調を持続している。9連勝となれば阪神では22年の青柳以来10人目13度目だがどうなるか。 先発予定だった23日のDeNA戦が雨天中止となり、25日の中日戦で先発マウンドに上がる。中日は昨年9月6日から3連勝中のお得意さま。今季も4月21日に完封（7回コールド）するなど2戦2勝、防御率0.64と安定した投球を披露している。 才木は今季すでに3完封。シーズン4完封となれば15年の藤浪（現メッツ）以来9年ぶりだが、6月までに限ると69年の若生智男、江夏豊以来55年ぶりの快挙となる。今季の登板は12試合すべて日曜日。連戦の初戦となることが多い火曜日の先発はプロ8年目で初めてとなるが、ベンチからの信頼を得た証だ。勝てばキャリアハイ更新の9勝目、両リーグ最速2桁勝利にリーチとなる。中日に3連勝すれば広島次第で首位浮上の可能性もあるだけにカード初戦は是非とも勝ちたいところ。“エースの役割”を託された才木に注目したい。（記録課・八田 朝尊）
