イオンカード、ネットショッピング利用時の二段階認証方式をSMSに変更 11月14日から
イオンカードではネットショッピングでの本人認証サービス(3Dセキュア)の認証方法について、11月14日より、固定パスワード方式からSMS方式へ順次移行すると発表した。
イオンカードではネットショッピングでの本人認証サービス(3Dセキュア)の認証方法について、11月14日より、固定パスワード方式からSMS方式へ順次移行すると発表した。12月中旬までの移行完了を予定している。 SMSでワンタイムパスワードを受信 新しく導入するSMS方式は、ネットショッピング等で本人認証(3Dセキュア)を利用する際、これまでの固定パスワードの代わりに、ユーザーの携帯電話に送られてくるワンタイムパスワードを入力するというもの。ワンタイムパスワードは毎回変わるため、固定パスワード方式よりも高い不正利用防止効果を期待できる。 移行に関する概要は以下のとおり。カードの会員種別やユーザー情報の登録状況により対応が異なるため、特に家族カードを利用中のユーザーは気を付けておきたい。 ■本人カード会員の場合 携帯電話番号登録済み ・3Dセキュア登録済み:手続き不要で自動的にSMS方式に移行 ・3Dセキュア未登録:携帯電話番号を登録することでSMS方式へ移行 携帯電話番号未登録 ・スマホアプリ「ワンタイム」利用中:引き続きアプリ経由で認証可能 ・固定パスワード方式利用中:3Dセキュア必須の加盟店で利用不可となるため、携帯電話番号の登録が必要 ■家族カード会員の場合 本人カード会員が携帯電話番号登録済み ・家族カード会員がスマホアプリ「ワンタイム」利用中:家族カード会員は引続き「ワンタイム」で認証可能 ・家族カード会員が固定パスワード方式を利用中:本人カードが11月14日より順次SMS方式に移行(家族カード会員は「ワンタイム」の利用も可能) 本人カード会員が携帯電話番号未登録 ・家族カード会員が「ワンタイム」を利用中:家族カード会員は引続き「ワンタイム」で認証可能 ・家族カード会員が固定パスワード方式を利用中:3Dセキュア利用不可となるため、認証方式の変更が必要 本人カード会員の場合、家族カードの有無に関わらず、SMS方式への移行後は従来の固定パスワードやアプリによる認証は利用不可能となる。 なお、本人カード会員と家族カード会員の双方がSMS方式へ移行した場合、家族カード用のワンタイムパスワードは本人カード会員にしか届かない。不都合がある場合は、家族カードのみ「ワンタイム」アプリによる認証へ切り替えることも可能だ。 文● @sumire_kon