ダート界のエース候補の妹が芝でデビュー!【今週デビュー予定の2歳馬情報】
◆9月14日のデビュー予定馬 ●中山芝2000m サトノラポール(牡、サートゥルナーリア×サトノユリア、美浦・鹿戸厩舎) 母は1勝。いとこジュンライトボルト(チャンピオンズC勝ち馬)、ミッキーファイト(現3勝、レパードS勝ち馬)、グルーヴィット(中京記念勝ち馬)。1週前の追い切り時計(以降も時計は、主に1週前のもの)はウッド6F84秒4-12秒6と目立たないが、2週前にはウッド6F82秒3と速めの時計が出ている。 ●中山ダート1800m バギーウィップ(牡、ナダル×トーコーユズキ、美浦・萩原厩舎) 半兄サトノクローク(現3勝)、パトリックハンサム(現3勝)。追い切りはウッド5F67秒1-11秒4。2週前にもウッド6F82秒1の速い時計が出ており、仕上がりは順調だ。 フィーチャリング(牡、ヘニーヒューズ×バウンシーチューン、美浦・和田正厩舎) 母はフローラS勝ち馬。半姉バウンシーステップ(現2勝)、おじカネトシツヨシオー(6勝)。追い切りは、ウッド5F69秒2-12秒0の時計が出ている。 ●中京芝1400m ナムラクララ(牝、アドマイヤマーズ×サンクイーン2、栗東・長谷川厩舎) 半姉ナムラクレア(重賞4勝、G1で2着2回)。追い切りは坂路52秒7-12秒3をマーク。兄姉7頭のデビュー戦は3着が最高だが、本馬はその上の着順も目指せる。鞍上は浜中騎手の予定。 ヘルヴェティオス(牡、ドレフォン×ナイトマジック、美浦・金成厩舎) 母は3勝。おじグレートマジシャン(日本ダービー4着)、フォイアーヴェルク(平地4勝、障害3勝)。CW6F84秒0-11秒3と、上りは速い時計が出ている。 ラミントン(牝、キタサンブラック×ルモスティ、栗東・清水久厩舎) 母は豪州のG2を2勝、G1で3着あり。1週前の水曜追い切りはCW6F86秒5-12秒4と地味だが、土曜日にはCW6F84秒9-11秒2と、終いに目立った時計を出している。鞍上は北村友騎手の予定。 ◆9月15日のデビュー予定馬 ●中山芝1600m(牝馬限定) レイユール(牝、キズナ×レイカーラ、美浦・手塚厩舎) 母は5勝。半姉シンリョクカ(新潟記念1着、阪神JF2着)、インターミッション(現3勝、アネモネS1着)、おじダノンシャーク(マイルCS勝ち馬)。ウッド6F82秒5-11秒8と上々の時計が出ている。 ルージュナリッシュ(牝、ドレフォン×レッドラヴィータ、美浦・国枝厩舎) 母は3勝。半兄マテンロウスカイ(中山記念勝ち馬)、おじレッドデイヴィス(重賞3勝)。追い切りでは、ウッド5F65秒8-11秒9の好時計をマークしている。鞍上は横山和騎手。 ●中山芝1200m カシオペア(牡、ビッグアーサー×リトルアマポーラ、美浦・上原佑厩舎) 母はエリザベス女王杯勝ち馬。半兄エジステンツァ(平地4勝、障害1勝)。 坂路52秒7-12秒1の時計が出ている。9月1日時点の2歳新馬戦が5戦2勝、2着2回で連対率80%の上原佑厩舎。本馬も初戦からチャンスだ。 ●中京芝2000m スルーザナイト(牝、リアルインパクト×マイティースルー、栗東・西園翔厩舎) 半姉スルーセブンシーズ(中山牝馬S勝ち馬、凱旋門賞4着)、パッシングスルー(紫苑S勝ち馬)。CW6F80秒5-12秒3と全体時計が目立っている。鞍上は松山騎手の予定。 ●中京ダート1800m テイエムライダー(牡、ルヴァンスレーヴ×ドリームライター、美浦・伊藤圭厩舎) 半兄ワイドソロモン(3勝)、おじに北米G1勝ち馬が2頭。ウッド5F66秒6-12秒0をマークしている。鞍上はルメール騎手の予定。 ヴァンアグレアブル(牝、ルヴァンスレーヴ×マトリョーシカ、栗東・橋口厩舎) トゥザヴィクトリー、デニムアンドルビーらを出したフェアリードールの一族。母は3勝。おじアイスジャイアント(JBC2歳優駿勝ち馬)。 CW6F82秒6-11秒4と、橋口厩舎らしく速いタイムをマークしている。 ◆9月16日のデビュー予定馬 ●中山芝1800m ブラウンラチェット(牝、キズナ×フォエヴァーダーリング、美浦・手塚厩舎) 半兄フォーエバーヤング(交流G1含む重賞4勝、ケンタッキーダービー3着)。追い切りはウッド6F83秒6-11秒4。「余裕をもっての調整で、時計はやればいくらでも出せそうな雰囲気。馬体は上品なつくりで、バランスも取れている。ぜひクラシック戦線に乗せたい1頭」と記者の話。鞍上はルメール騎手の予定。 ●中山芝1600m レーヴブリリアント(牡、スワーヴリチャード×リリレフア、美浦・田中博厩舎) おばリスグラシュー(有馬記念など)。時計はウッド6F81秒6-11秒6。「追い切りの本数はそれほど多くないけど、ウッドコースで豪快な動きを見せており、時計も良好。スピードもあるがパワーも感じさせ、楽しみな存在」と記者の話。鞍上はルメール騎手の予定。 ホウオウユニバース(牡、エピファネイア×ツーデイズノーチス、栗東・吉岡厩舎) 母は2勝、アネモネS1着。半姉ワンスインナムーン(7勝)、半兄ディバインコード(重賞3着2回)、ホウオウノーサイド(現4勝)。1週前は坂路で53秒2-12秒2、2週前はCWで6F81秒2-12秒1と好時計。陣営周辺からは、先々良くなるタイプとの話も聞いたが、これなら初戦から好勝負できそうだ。鞍上は菅原明騎手 ベストシーン(牡、レイデオロ×アユサン、美浦・手塚厩舎) 母は桜花賞勝ち馬。半兄ドルチェモア(朝日杯FS勝ち馬)。おばマウレア(阪神JF3着)。追い切りはウッド6F84秒9-12秒2が出ている。 ●中京芝1600m(牝馬限定) セレジェイラ(牝、ナダル×カイカヨソウ、栗東・西村厩舎) 半姉カイカノキセキ(現1勝、函館2歳S2着)、半兄ペンティメント(現3勝)。終い重点にCW6F85秒7-11秒3をマークしている。鞍上は西村淳騎手の予定。なお前日の中京芝2000m戦に出走の可能性もある。 ピリナマアナ(牝、キズナ×ユメノトビラ、栗東・橋口厩舎) 母はJRA1勝、地方3勝。一族には交流重賞を7勝したラヴェリータがいる。CW6F82秒0-11秒3と全体、終いともに上々の時計をマークしている。 エルモドンナ(牝、エピファネイア×ロベルタ、栗東・杉山晴厩舎) 母は3勝。半兄フランツ(4勝)、おじヴィクトリー(皐月賞勝ち馬)、リンカーン(重賞3勝)。CW6F83秒2-11秒6をマークしている。 デュアルロール(牝、モズアスコット×ヘイローフジ、栗東・笹田厩舎) 母は6勝、京阪杯3着。半兄ローレルベローチェ(シルクロードS2着)、半姉シャイニングフジ(現3勝)、おじキョウワロアリング(北九州記念勝ち馬)、おばキョウワジャンヌ(秋華賞2着)。坂路54秒9-12秒2をマークしている。 ●中京ダート1400m ダノンフィーゴ(牡、Into Mischief×オリーズキャンディ、栗東・友道厩舎) 母は北米G1勝ち馬。8月31日のダート1400m戦を除外になり、ここへ回る予定。以前は追い切り時計も平凡だったが、2週前は坂路53秒8-12秒0、1週前は54秒9-11秒9と、特に終いの時計が目立ってきている。 ドンパッショーネ(牡、Quality Road×ストーミーエンブレイス、栗東・斉藤崇厩舎) 母は北米G2を4勝。追い切りは坂路が中心で、1週前は54秒7-12秒0、2週前には坂路52秒2の速い時計をマークしている。
競馬ラボ