「ああ、すっきり」…確定申告後に水着に着替えて湖畔のサウナへ 企画した申告ソフト提供の「フリー」の狙いは
今は確定申告の季節…難しい作業で疲れる人も
長野県信濃町の野尻湖畔で2月26~27日、確定申告とサウナを組み合わせた催しがあった。県内外の自営業者ら18人が申告作業に向き合った後、サウナでととのってリフレッシュした。 【写真】サウナの合間に雪上で外気浴を楽しむ人たち
ゲストハウスとサウナ施設を会場に電子申請
会場は、湖畔のゲストハウス「LAMP野尻湖」と、そのサウナ施設「The Sauna」。クラウド会計ソフトを提供する「フリー」(東京)が企画、煩雑な作業からストレスを感じる人も少なくない確定申告に自社のサービスを試してもらい反応を得る狙いもある。長野市の編集プロダクション「Huuuu(フー)」が協力した。
フリーライター、デザイナー、鍼灸(しんきゅう)師ら参加者は26日昼からパソコンに向き合い、書類の作成や電子申告をした。フリーの税理士やソフト開発者らが助言した。
湖畔の大自然を満喫
夕方、参加者たちは水着に着替えてサウナへ。体が温まると、雪が舞う中、水風呂に漬かったり外気浴をしたりしながら仕事について話すなど親交を深めた。
東京都内の飲食業、誉田尚史(ほんだひさし)さん(47)は外気浴を楽しみながら目をつぶって両手を組み「ああ、いいな」とつぶやいた。「苦手な作業もできて好きなサウナも気持ちよく、すっきり」と話した。