女川原発2号機「発電再開」を延期 今後のスケジュールは未定 東北電力〈宮城〉
仙台放送
東北電力は再稼働した女川原発2号機で、11月3日に予定していた発電の再開を、機器の不具合のため、延期したことを発表しました。 東北電力は、女川原発2号機の事実上の再稼働にあたる「原子炉起動」を10月29日に行い、次の段階の「発電再開」については、当初の予定を前倒しして11月3日に行うとしていました。 東北電力によりますと、原子炉内の中性子を計測する検出器の機器を原子炉内に入れて戻す作業中、途中で機器が動かなくなったため、発電の再開を4日以降に延期したということです。 原因は調査中としています。 東北電力は3日に発電を再開し、その後は設備に異常がないか、点検した後、12月ごろに営業運転を開始するとしていましたが、発電再開の延期を受けて、今後の作業スケジュールも未定としています。
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