北大阪急行延伸 当初目標から3年延期へ「設計と工程の見直しが必要」
大阪府箕面市内への延伸工事を進めている北大阪急行と箕面市は7日、延伸区間の開業目標を当初の2020年度から23年度に延期すると発表した。同社は「設計と工程の見直しが必要となったため」としている。 【拡大図】新箕面駅(仮称)のイメージ
同線は江坂駅(同府吹田市)と千里中央駅(同府豊中市)の約5.9キロを結んでいる。2015年に箕面市内への延伸計画が国土交通省に認可され、千里中央駅から北へ約2.5キロ延伸する工事が行われている。 商業集積の中核となっている「かやの中央」に「箕面萱野(みのおかやの)駅」、大阪大学の開校が予定されている船場地域に「箕面船場阪大前(みのおせんばはんだいまえ)駅」を設置予定で、この新駅の駅名は地元の意見や要望を反映し、昨年夏に発表した。 総事業費は工事費600億円、車両費50億円の合わせて650億円と、当初の予定と変わらないとしている。