二代目京山幸枝若が人間国宝認定「まだ70歳…まだまだ後継者を育てる時間がある」
浪曲師、二代目京山幸枝若(70)が2日、京都市内のホテルで重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、記者会見を開催した。 浪曲師としても、吉本興業所属としても初の人間国宝認定。「死ぬまでに人間国宝をとって後継者に残したいと思っていた。まだ70歳。まだまだ浪曲の後継者を育てる時間がある。あと10年は頑張ってやれる」と意欲を語った。 これにより、今月12日に大阪・なんばグランド花月の本公演で20年ぶりに浪曲を披露する。さらに来年2月28日に記念公演も決まった。人間国宝に認定されたことで、吉本興業の上層部が急に動き出したことに「ビックリしました。これが手のひら返しというのかな」と苦笑い。司会を務めた落語家、月亭八光(47)は「吉本興業は得意としています。逆の手のひら返しも早いですけど」と皮肉を込めた。