栄養価高く料理に活躍 福井市が特産化目指す「ディノケール」を収穫 冬にかけうまみ 甘み増す
福井市が特産化を目指す葉キャベツの仲間「ディノケール」の収穫が始まり、栄養価が高いことから学校給食にも提供されることになっています。 まるで恐竜の皮膚のようにゴツゴツした葉が特徴の「ディノケール」。 福井市串野町の平林隆豊さんの畑では、6日から収穫が始まり、膝の高さまで育った葉を1枚ずつ丁寧に手でちぎっていきました。 「ディノケール」は栄養価が高いのが特徴で、キャベツに比べ食物繊維はおよそ2.2倍、赤血球の形成を助ける葉酸はおよそ2.4倍含まれています。 今年の夏は猛暑対策でハウスに遮光カーテンを取り付けたり、こまめに水やりをしたりして、順調に育っているということです。 ■栽培農家平林隆豊さん 「生育がそろってこれまでで一番良くできたと思う 炒め物とかクリームシチューとか、スープとか、どんな料理でも合うと思う」 収穫したディノケールはJAの直売所で販売するほか、福井市内の学校給食でも提供されます。