【Ｕー１８】２０１６年以来のアジア王者へ今夏甲子園Ｖ左腕と準Ｖ右腕が共闘
Ｕ―１８アジア選手権（９月２日～８日・台湾）に出場する高校日本代表が２６日、関西圏で合宿３日目に臨み、今夏甲子園Ｖ左腕の京都国際・中崎琉生（るい、３年）と準Ｖ右腕の関東第一・坂井遼（はる、３年）がそろってブルペン入りした。ともに直球と変化球を交え、約３５球。「決勝戦（２３日）以来のブルペン」と明かした２人は、互いに刺激を受けた様子だ。 中崎が「あれだけ速い球を投げて、うらやましい」と最速１５１キロを認めれば、坂井も「直球も変化球も制球抜群」とたたえた。捕手を務めた今春センバツＶの健大高崎・箱山遥人捕手（３年）も「坂井は速い球で１４０キロ後半は出ていたと思う。中崎も疲れがあるなかで球の質や制球は良かった」と両投手への信頼を口にした。 小倉全由監督（６７）は「やはりいい球を投げる。優勝投手と準優勝投手だなと」と称賛。“昨日の敵は今日の友”。日本一ををかけてしのぎを削った両投手が、高校日本代表を２０１６年以来のアジア王者へ導く。（森口 登生）
報知新聞社
