キラキラなイルミ、星の降る森に 軽井沢高原教会周辺でモミの木輝く
軽井沢町星野の軽井沢高原教会周辺の森で3日、イルミネーションの点灯が始まった。星空の下で幻想的な明かりが輝き、訪れた家族連れやカップルらが一足早いクリスマスの雰囲気を楽しんでいた。 イルミネーションは同教会が2004年から毎年続け、今年で20年目。キャンドルの火や高さ約6メートルのモミの木に取り付けた赤や黄色の電飾などが一面を照らす。3歳の息子、夫と訪れた二木(ふたつぎ)麻理子さん(41)=松本市=は「日常からかけ離れたような幻想的な光景だった。キラキラした物が好きな息子も喜んでいる」と笑顔で話した。 点灯は午後7~9時半。25日まで。同教会では期間中、クリスマス音楽礼拝や弦楽三重奏なども行われる。公式サイトから事前予約が必要。同教会スタッフの芝原実海(みうみ)さん(23)は「森の中に星が降ってきた様子をデザインしている。揺れる火を見て温かい気持ちになってもらえればいい」と話している。