「津久見モイカフェスタ」市内10店舗が自慢の逸品 食事券などが当たるスタンプラリーも実施
大分県津久見市を代表する食観光キャンペーン「津久見モイカフェスタ」が開かれている。漁師と漁協、料理人が連携し、市内10店舗が自慢の逸品を用意。抽選で食事券などが当たるスタンプラリーも実施している。来年1月13日まで。 モイカ(アオリイカ)は秋から冬にかけて旬を迎え、強い甘みと独特な食感が特徴。同市は石灰石鉱山から流れるミネラル豊富な山水で良質な藻場が育ち、おいしいモイカが取れるとされる。 フェスタは2011年から始め、今年で14回目。スタンプラリーはモイカ料理を食べて1個、市内の対象店舗で500円以上の土産品やスイーツを購入して1個、それぞれスタンプを集めると抽選に応募できる。
市内中央町の「焼肉三田井」では、特製のピリ辛ダレを塗ったモイカ焼き(税込み1500~3千円)を提供する。「焼き肉店ならではのメニューで、やわらかい食感を楽しんでほしい」と三田井大輔代表(46)。特産本マグロ「ヨコヅーナ」のホホ肉(同1200円)も用意している。 今年は新たに、同店オリジナルのドリップコーヒーが土産品スタンプの対象となった。市産のミカンを使ったフレーバーなど全4種類(同220~270円)を販売している。 市観光協会は「地元の料理人がおいしく調理した鮮度抜群のモイカをぜひ味わってほしい」と話した。 問い合わせは同協会(0972-82-9521)。