自民党が歴史的大敗「自民一強」→「少数与党」で国会運営は?数の論理が変わる?【サンデーモーニング】
■「少数与党」で何が変わる? それが今後は、世論を反映した野党の意見も取り入れられやすくなりそうなんです。各党の主張と議席数を単純に当てはめてみますと、「政策活動費の廃止」については野党側が賛成多数ですし、石破総理も「実現を図るよう党に指示する」と言っていますので、法律を改正できる可能性が高まっています。一方で「企業・団体献金の禁止」については、国民民主党も慎重姿勢のため、すぐには難しそうです。また、自民党内の根強い反対論のために認められてこなかった「選択的夫婦別姓」についても、野党は「推進」の立場が多く、維新や自民党内の賛成派の動向次第では法律が成立する可能性が高まっています。 ■自民が”聖域”に野党を... そして、自民党は今回、予算案の成立に向けて多数派を形成するため、”聖域”ともいわれる税制や予算に関する議論の場への扉を開き、国民民主党と協議することで合意しました。野党の主張も取り入れながら、政権運営をせざるを得ない状況が露わになっているのです。 (「サンデーモーニング」2024年11月3日放送より)
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