Penny Arcade、36年ぶりの関西公演決定
今年の春にシングルをリリースしたPenny Arcadeとsugar plantの大阪でのライヴが決定。10月5日(土)にNOON + CAFEにて開催されます。 Penny Arcadeは後にヴィーナス・ペーターを結成するギターの石田真人とヴォーカルの佐鳥葉子を中心に、1986年に結成された伝説のギターポップ・バンド。80年代中旬東京でもひっそりとはじまったギター・ポップ・シーンの中核となり1989年まで活動。のちにフリッパーズ・ギターとなるロリポップ・ソニックやルーフの前身であるバチュラーズ、デボネアなどと共演し90年代に花開くギター・ポップ、インディー・シーンの先駆けとなりました。今年35年ぶりとなる新曲をリリースし、88年に京都ビッグバンで行われた伝説のイベント〈あのらっくパーティー〉以来となる関西公演となります。 共演は当時も同じステージに立っていたデボネアと90年代に日本のシーンを飛び越えアメリカで高い評価を得たsugar plant。DJチームは大阪でインディー・ポップのイベントを続けてきたANORAKDAYSです。 パンクのD.I.Y精神を受け継ぎ、ポストパンク、ニューウェーブの時代に生まれたインディーというスタイル。パンクのような激しさはなくとも自分たちのやり方で表現すればいいという価値観は80年代中旬以降数多くのレーベルやアーティストを生み出しただけでなく、小さなコミュニティを形成し、ジンやパーティーを企画する文化を生み出しました。そのエネルギーは徐々に世界中に広がり、90年代のカルチャーとして大きく花開くことになります。80年代後半の日本でも、ごく小さなしかしピュアなアクションとしてインディー・シーンの黎明期を彩ったことがありました。そこにいたのがペニー・アーケードやデボネアでした。