追跡!野菜のお値段 野菜が夏の暑さが長引いた影響で全国的に収量が減少 価格に影響
富山テレビ放送
続いては「追跡!野菜のお値段」担当は吉國さんです。 こんにちは。 このところ朝晩、ぐっと冷え込むようになりました。 例年、冬物野菜の入荷が増えてくる時期ですが夏の暑さが長引いた影響で全国的に野菜の収量が減り、価格に影響が出ています。 今週は秋から冬にかけて旬を迎えるゴボウに注目です。 それではいきましょう。 追跡!野菜のお値段。 *吉國リポーター 「おはようございます。2週間ぶりの収録だが、朝晩冷え込み始めた」 *大松青果 大井山行雄会長 「朝晩冷え込み、野菜の出荷が増えてくる(時期)だが、県外野菜も県内野菜も入荷が少ない。この時期にこれだけ地物野菜が少ないのは初めて。価格も高くなっている。」 Q入荷が少ない原因は? *大松青果 大井山行雄会長 「夏の暑さが長引いた影響で、種まきしても育たなかったり、花が咲かず、実がならなかったことなどが原因。」 気温が下がったことで、この日新たに入荷していたのは赤カブです。 *大松青果 大井山行雄会長 「通常10ケースくらい入荷があるはずだが、今日は2ケース。量が少なく、入荷の時期も遅い。」 県外野菜を見てみると、大幅に値上がりしている野菜が。 *大松青果 大井山行雄会長 「L玉のトマト1玉あたり市場価格で約200円。(24個入りの)1箱4000円。通常だと約1500~1600円(例年の倍以上)。暑さの影響で全国的に少なく、熊本産のトマトが出遅れている。トマトの高値は12月半ばごろまで続く」 さらにキャベツも。 *大松青果 大井山行雄会長 「市場価格で約300円ちょっとだが、先週は市場価格で1玉500円だった(例年の倍)。キャベツの高値は12月上旬まで続くと予想。」 さて今週は青森県産のゴボウに注目です。 地域にもよりますが秋から冬にかけて旬を迎え1本当たり約50円とお買い得です。 26日は2品、まずは鶏ゴボウの炊き込みご飯を紹介します。 お米に和風だし・酒・めんつゆを入れ、かるく混ぜます。 その上から、ニンジン・鶏肉・ゴボウを入れ炊き込みます。 その間に、鶏ゴボウの豆乳スープを作ります。 材料はこちらです。 まずはゴボウを食べやすい大きさに切り、みじん切りしたタマネギから順に炒めていきます。 野菜と鶏肉に火が通たら水を加え、煮立たせます。 最後に調味料と豆乳で味付け。 炊き込みご飯もよく混ぜたら2品の完成です。 *吉國リポーター 「香りがいいですね。コリコリとした歯触りもアクセントになっていておいしい」 続いて豆乳スープもいただきます。 *吉國リポーター 「沁みますね。」 *大松青果 大井山行雄会長 「豆乳仕立てになっているので優しい味になっている」 *吉國リポーター 「豆乳とゴボウの相性がいいですね」 きょうの注目野菜ゴボウの選び方のポイントはこちらです。 *大松青果 大井山行雄会長 「大きさが均等でみずみずしいものを選んでください。泥が渇いていると干からびている可能性がある。色々なスーパーに売っているが、実際に自分で食べる前にささがきをやっていただければ。風味が違う。ゴボウの芯も香りが豊かでおいしかった」 それでは今週のお値段表です。 市場での取引価格、先週との比較です。 大幅に値上がりした野菜がいくつも。 中でもレタスが6割値上がりニンジンは5割、トマトは4割の値上がりです。 ゴボウは一本当たり市場価格で約50円。 旬な野菜やお買い得な野菜をチェックしてみてください。 ここまで追跡!野菜のお値段でした。
富山テレビ放送