ナ・リーグ東地区首位フィリーズがブルペン補強 エンゼルス守護神エステベスをトレード獲得
◆ フィリーズがエステベスをトレード獲得 現地時間27日、フィラデルフィア・フィリーズがロサンゼルス・エンゼルスとのトレード成立を発表。エンゼルス守護神のカルロス・エステベス投手(31)を獲得した。 エステベスは通算418登板の実績を誇るリリーフ投手。2016年にロッキーズでMLBデビューを果たし、2021年から3年連続で60試合以上に登板。エンゼルスに移籍した昨季は守護神として63試合を投げ、キャリアハイの31セーブを記録。自身初のオールスターゲーム出場も果たした。 今季は開幕から34試合に登板し、1勝3敗20セーブ、防御率2.38という成績。6月には10試合の登板で無傷の10セーブ、防御率0.00を記録し、月間最優秀リリーフ投手賞を獲得した。 30球団トップの勝率.621を記録しているフィリーズは、現地時間26日にもオリオールズとの2対1トレードでオースティン・ヘイズ外野手を獲得。ポストシーズンを見据えて連日のトレード補強を敢行し、103試合消化時点でナショナル・リーグトップのチーム防御率3.47をマークしている強力投手陣に新戦力が加わった。 フィリーズは今季終了時までエステベスを保有することが可能。対価として球団内23位有望株のサミュエル・アルデゲッリ、同28位のジョージ・クラッセン両投手をエンゼルスに放出した。
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