必要なのはノート1冊。時間管理&マインドフルネスが同時にできる「インタースティシャル・ジャーナリング」
ステップ3:何を記録するかを決める
インタースティシャル・ジャーナリングの主な目的の1つは、頭の中を整理すること。 これはデビッド・アレンの時間管理メソッド「Getting Things Done (GTD)」の収集(キャプチャー)フェーズと似ています。 マルチタスクは生産性に悪影響を与えるため、頭の中から考えを取り出し、次のタスクに精神的な負担を持ち込まないようにすることが重要です。これにより、次のタスクへの移行がスムーズになり、気を散らす要因が減ります。 スケジュールの中で使える時間が、小さな隙間やタスクの合間しかない場合もあるので、長くて冗長な内容を書くことは実用的でも有益でもなさそうです。 短く要点を押さえることが、持続可能にするための秘訣。私の重視しているポイントはこちらです。 現在時刻 まず、現在の時刻を書き留めます。 これは、タスクが移行するタイミングやタスクにかかる時間を追跡するための、迅速で簡単な方法です。 たとえば、午前11時に記事の執筆を終えたら、その時刻を書き留めましょう。 書いた内容それぞれにタイムスタンプを付けることで、自分の作業日のパターンや、さまざまなタスクにどのように時間を配分しているかを把握するのに役立ちます。 前のタスク 次に、いま終えた作業内容とそれに対する気持ちを書きます。 このステップは重要です。なぜなら、作業を振り返り、前のタスクから残っている考えやアイデアを整理することで、次のタスクに移る際にそのタスクに精神的にとらわれることがなくなります。 たとえば、こんな感じ。 インタースティシャル・ジャーナリングに関する記事の執筆を終えた。最初は考えを整理するのに少し苦労したが、イントロダクションを書いたらスムーズに進んだ。 次のアクション ここで具体的に書くことは非常に重要です。曖昧な意図を実行可能なステップに変えることで、次のアクションに取り組みやすくなります。 「ブログに取り組む」といった広い内容を書くのではなく、「来週のブログ投稿のアイデアをブレインストーミングする」といった具体的な内容を書くようにしましょう。 その時々の振り返り 最後に、将来のタスクに役立ちそうなアイデアがあれば、メモしておきます。 もし前のタスク中に気が散ったり脱線したりした場合も、それを記録しましょう。「インスタグラムを20分間スクロールしていた」と書かないといけないと思うことで、そもそも脱線するのを防ぐ効果もあります。 これらの振り返りは、集中力を保ち、時間管理に対する責任感を持つのに役立ちます。 インタースティシャル・ジャーナリングを成功させる鍵は、一貫性。 一度習慣化すれば、生産性の向上やマインドフルネスの効果を実感できるようになります。 さらに、定期的にノートを振り返ることで、ワークフローの非効率な点を特定し、必要な調整を行なうことができます。 ぜひ試してみて、自分にどのように役立つかを確認してみてください。 Source: Logseq Original Article: I Swapped My To-Do List for This Method, and My Productivity Skyrocketed by MakeUseOf
真栄田若菜/OCiETe