必要なのはノート1冊。時間管理&マインドフルネスが同時にできる「インタースティシャル・ジャーナリング」
ステップ1:ツールを選ぶ
インタースティシャル・ジャーナリングはシンプルで、特別なツールや複雑な準備を必要としません。 1日を通して使うことになるので、もっとも使いやすく、手軽にアクセスできるツールを使用するのが一般的に最適です。つまり、ノートや紙のジャーナルでも構いません。 しかし、デジタルな方法を好む場合、スマートフォンやコンピュータで使用できるメモアプリや、専用のジャーナリングツールもいくつかあります。 デジタルでインタースティシャル・ジャーナリングに特化したツールを探している場合は、Logseqがおすすめ。 Logseqは、タイムスタンプやリファレンス機能など、この目的に合わせた独自の機能を提供しています。 タイムスタンプは、1日の正確な記録を保持するのに役立ち、あとで進捗状況を振り返る際に貴重な情報となります。一方、リファレンス機能は、入力情報をリンクさせることができ、あなたの思考や活動のより包括的な概要を提供します。 アナログのノートを使用している場合や、既存のデジタルツールにこの機能がない場合でも心配ありません。タイムスタンプを手動で追加することはいつでも可能です。 同様に、インタースティシャル・ジャーナリングをはじめるにあたって、すでに使っている生産向上システムを置き換える必要はありません。むしろ、生産向上システムを補完することができます。 インタースティシャル・ジャーナリングを使用しながら、タスク管理アプリやカレンダーを使ってタスクや予定を管理することができます。 これにより、いま取り組んでいたこと、うまくいったこと、次にやることを記録することで、追加の振り返りの層を加えることができます。
ステップ2:切り替えの時間にジャーナルを書く
一息ついた瞬間や、日常の中でタスクの合間の短い時間を見つけて振り返りをすることは、このジャーナリング方法を日課にするために大切。 一息つくことなく次のタスクに飛び移るのではなく、考えを整理し再度集中して、次の行動を意図を持って計画するよう促してくれます。 1日の中で活用できる重要な合間を以下にご紹介します。 タスク完了後に タスクが完了したら、少しの間振り返り、考えを記録する時間を取りましょう。 これにより、次のタスクに移る前にそのタスクを完全に処理でき、心を整理して次に備えることができます。 タスク開始前に ToDoに取り掛かる前に、何に取り組むか、どのようにアプローチするつもりかを書き留めましょう。 これにより、気持ちを切り替えて、次に取り組むことに集中しやすくなります。さらに、タスクの内容や自分の期待を明確に定義することで、不安を軽減する効果もあります。 休憩時間中に 休憩は生産性を維持するために不可欠であり、振り返りにも最適な時間です。 休憩時間を利用して、いま取り組んでいること、感謝していること、または自分の気持ちを簡単にジャーナルに書き留めましょう。 これにより、心をリセットでき、リフレッシュした状態で仕事に戻ることができます。 定期的に見直す インタースティシャル・ジャーナリングが非常に効果的である理由の1つは、自分の作業日の個人的な記録を構築できることです。 1日の終わりや週末に時間を取り、ノートに書いたことを振り返るようにすると効果的。 たとえば、特定の時間帯により生産的であることや、特定の時間に頻繁に気が散っていることに気付くかもしれません。 この気付きが、スケジュールや作業習慣を調整し、より高い生産性を得るのに役立ちます。