坂本花織 4連覇へ「シカゴ」入念調整 22日女子フリー
◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 第2日(21日、大阪・東和薬品ラクタブドーム) 女子の公式練習が行われ、3連覇中でショートプログラム(SP)1位の坂本花織(シスメックス)は「シカゴ」の曲かけで冒頭のダブルアクセルや3回転フリップでミスがあったが、35分の練習時間内にしっかりと修正した。 坂本は今季、GPシリーズで2連勝しながらも2連覇に挑んだ2週前のファイナルは日本勢2番手の3位。ファイナルの前は副鼻腔(びくう)炎、後は胃腸炎に悩まされながら、全日本に向けて必死の調整を続けてきた。 大会開幕前に「人に勝つというよりは、自分に勝つ気持ちでいきたい。目標は、欲張り。全部いいように、結果につなげたい」と意気込みを語っていた。「(フリーは)見ているみなさんも自分も楽しめるように滑りたい」。22日のフリーで「シカゴ」の世界に観客をいざなう。
報知新聞社