バルセロナは左WGに誰を狙う? フリックは元バイエルンのベテラン獲得を望む
左WGの獲得に奔走中
バルセロナはダニ・オルモ獲得に成功後、今夏の課題である左ウィンガーの獲得に奔走している。ファーストチョイスのニコ・ウィリアムズがイケル・ムニアインの付けていた10番を引き継ぐことを決めたことから、リヴァプールのルイス・ディアスやバイエルンのキングスレー・コマンといったビッグネームを獲得する噂が再燃している状況だ。 その中で、バルセロナの新指揮官であるハンジ・フリックはハイドゥク・スプリトとの契約を解消したばかりであるイヴァン・ペリシッチの獲得を望んでいると『MUNDODEPORTIVO』が報じている。ドルトムントやインテル、バイエルン、トッテナムといった各国の強豪を渡り歩いたペリシッチは昨季、母国クロアチアのハイドゥク・スプリトにレンタルで加入した。しかし、クラブ内での序列に不満を持ったことから契約解除に至った。 クロアチアのメディア『24sata』によると、こうした状況下にいるペリシッチをフリックはバルセロナでプレイするよう呼びかけたと伝えている。ペリシッチはかつて2019-2020シーズンのバイエルンでフリックの指揮の下、チームの三冠達成に貢献した。 現在35歳の年齢と怪我歴が気になるペリシッチだが、バルセロナでは将来有望な若手の主力が多いことから、イルカイ・ギュンドアンやロベルト・レヴァンドフスキらとともにチームに経験値を与える役割が期待されることとなるだろう。