元SDN48・近藤さや香 握手会でファンから学んだ“人との距離の縮め方” 褒め方にコツがあった
■アイドル活動で気づいた“大きな収穫”
――アイドルで経験したことは、今の生活にプラスになっていると感じていますか? 非常に思います。やっぱり自分にとって一番思うことは、“何が向いていないかに気づけた”っていうのがあると思います。(ステージに)出て、スポットライトを浴びて褒めてくれたり、「よかったよ」って言ってもらえる。そのプラスなものも、もちろんそうなんですけども、何度やってもうまくいかないなってことって必ず人間ってあると思うんですよね。 「私、これは得意じゃないかも」っていうことに気づけたのは、自己分析の一つになったと思うので、これはすごいいい経験だったなって思います。 ――たとえば、どんなことが得意ではないと気づいたのでしょうか? みんなが後ろにいるのに真ん中でしゃべれとか、「私ちょっと無理だな」とかすごく気づけましたし。グループに分かれて対決させるとか、深夜番組とかあるじゃないですか。グループ・チームなのに相手をディスらなきゃいけない、これ嫌だなーって(笑)。本当に小さなことでも、例えばグラビア1つやっても、“この角度で撮られると、どうやってもかわいく写らない”とかもあるので、そういうことにも気づけたし。小さなことから自分の性格的なところまで、「これは得意じゃないぞ」っていうことに気づけたのは本当に大きいです。