「日本との対決に自信」アジア最終予選初戦で日本代表と対戦する中国代表。事前合宿で日本対策は万全か?「アジアでの地位を…」
カナダ、米国、メキシコで共催される2026年のワールドカップ・アジア最終予選の組み合わせ抽選の結果、中国は日本と同じC組に入った。中国メディア『捜狐』は現地時間30日に、初戦の日本代表との試合に臨む中国代表の状況と日本戦の展望を報じていた。 【画像】サッカー日本代表 最終予選の予想フォーメーションがこれだ! 同メディアは、「中国サッカー代表チームは、ブランコ・イバンコビッチ新監督のもとで戦術面でのアレンジが行われてきた。彼は今後の日本との対決に自信を持っている」と、過去にオマーン代表を率いて日本代表を破った経験のある指揮官のもとで、中国代表が入念な準備をしていることを伝えている。 中国は9月5日に行われる試合に向けて、8月23日から全選手が合流し国内で合宿を実施。3年前に指揮官がオマーン代表を率いて日本代表を破った際にも、約2週間の国内合宿を行なって日本を訪れていた。 記事では、「対戦相手を直接倒すだけでなく、昇格のためのプレーオフも選択肢となる。しかし、中国チームはプレーオフにただ希望を託すわけにはいかない」と、あくまでも勝利して自力での突破を決めることが重要であることを強調。 そして日本戦の展望については、「監督は、守備的なカウンター攻撃に焦点を当てた守備中心の戦術を開発した。集中的な守備で相手の攻撃力を弱め、相手の守備ラインが緩んだところで素早くカウンター攻撃を仕掛けて突破を図る。この戦術レイアウトは保守的に見えるかもしれないが、実際には豊富な戦略的思考と柔軟性が含まれています。強豪日本と対峙するとき、このような戦術的な取り決めは、代表チームが突破口を見つけるのに役立つだろう」と、日本を破るために戦術面も磨き上げられていることを伝えていた。 さらに、「日本チームとの試合は厳しい戦いになることは間違いない」と言葉を続けた上で、「中国チームにとって、勝利は士気を大きく高めるだけでなく、アジアでの地位を再確立することにもつながる」と、今後の中国サッカーを考えても、日本に勝利することは非常に重要であると報じている。
フットボールチャンネル編集部