開幕ロスターには各国の代表選手が名を連ねる

外国人選手の台頭が目立つNBA

NBAは、2024-25シーズンの開幕ロスターに過去最多となる6大陸43カ国から125人の外国人選手が選出されたことを発表した。今回の発表により11シーズン連続で100人以上の国際色豊かな選手が名を連ねることとなった。 2度のNBA最優秀選手（MVP）に輝いた経験のあるヤニス・アデトクンボ（ギリシャ）やニコラ・ヨキッチ（セルビア）、5度のNBAオールスターでファーストチームに選出されたルカ・ドンチッチ（スロベニア）など、2023-24シーズンのオールNBAチームの4人を含む、61人のヨーロッパ人選手が名を連ねている。 アフリカ出身選手では2022-23年の最優秀選手で7度のNBAオールスターに輝いたジョエル・エンビード（カメルーン出身）を筆頭に、過去最多タイの17人がロスターに名を連ねた。また、日本人では八村塁と河村勇輝が開幕ロスター入りを果たしている。 NBAの30チームすべてに少なくとも1人の外国人選手が在籍しており、最も多くの外国人選手を選出しているのは、サンダーとトレイルブレイザーズでリーグ最多の7人。国別の選手数で見ると、カナダの21人が最も多く、次いでパリオリンピック銀メダルのフランス（14人）、オーストラリア（13人）、ドイツ（8人）、パリオリンピック銅メダルのセルビア（6人）と続いた。 過去6回のMVP受賞者は、エンビード（フランス国籍）、ヨキッチ（セルビア）、アデトクンボ（ギリシャ）の3人であるように、今後も外国人選手の活躍が期待される。